はじめに
これは個人的に心に浮かんだ内容を言語化するものであり、QAやプロダクトマネージャー(以下、PM)というロールを一元的に定義するものではありません。プロダクトマネージャーカンファレンス2025大阪に参加して感じた、個人的な(いい意味での)違和感を言語化してみます。
PMとQAの類似点
私は普段から、PMとQAは近しい存在だと思っています。
この意見に対して、QAを単なる「テストの担い手」と捉えると遠く感じると思います。
しかし、例えば品質を「顧客満足」と定義し、QAエンジニアはその実現を目指す人々だとして捉えれば、QAとPMは同じ目的を共有していると考えます。
また、TQMの分野では事業継続自体も顧客満足の達成の一部と捉えます。
今回pmconfに参加して、やはり「我々は同じ目的でここにいる」という思いを改めて強くしました。
語られ方の違い:可能性と不確実性
一方で、セッションを聞く中で「語り口」に違和感、違いがあるとも感じました。
あくまで私の観測範囲での印象ですが、両者には次のような違いがあるように思います。
「PMは未来の『可能性』を最大化し、QAは現在の『不確実性』を最小化する」
もちろん、これには異論があると思います。
「リスク管理もPMの仕事だ」「未来志向のQAもいる」という意見はあると思います。
実際にそういった友人はたくさんいます。
私自身がテストをバックグラウンドに持つQAだからこそ、過度にリスク管理(不確実性の排除)にフォーカスして聞こえているのかもしれません。
ただ、私自身はこの気づきについて、PMとQAが違った専門性やマインドを持ち協働していくことのヒントになると、前向きにとらえています。
おわりに
今日まで私は「PMとQAは同じだ(同じであるべきだ)」と思っていました。
しかし今は「違うからこそ我々は一緒に補い合える」と思っています。
PMが可能性を広げ、QAがその不確実性を潰していくという専門性の違いがあるかもしれません。
この「違い」があるからこそ、互いにサポートし合い、より建設的で強いプロダクト作りができるのだと考えました。